2023.06.23Column
夏至 (アイアンワーク)
今年に入ってはや半年。
梅雨空が続く、日が一番長い時期。
働ける時間も長いので、やるべき事ややりたい事のバランスを取らないとオーバーワークになりがちなのもこの時期。
丁寧にひとつ一つの仕事に向き合いたいものです。
シーショアステインドグラスを屋号に
この仕事を始めたのが、1996年。
その後すぐにオーストラリアに渡り
North Shore Stained Glassで本場ウエスタンの技法を学びながらも、家の窓としてのパネル制作をメインに日々作り続けたのが1997−2001年の5年間。
そして2002年に奄美大島に移住し工房を構えました。
場所も場所。大きく文化も変われば、今までのステインドグラスそのものの立ち位置も大きく変わります。建築の窓としてのアートワークのみではなく、より身近に感じられるものの制作を考えなければならない頃でした。
作品を建物の母体に埋め込むのもだけでなく、作品自体が個として成り立つものが必要でした。
ステイだったりスタンドだったり枠そのものがアウトスタンドするものが必要だと感じながらも、ひとつひとつがハンドメイドのガラスワークに、既成のものは合わずなかなか前に進めなかった頃出会ったのがたけちゃん。
17年前ぐらいかな。
以来、僕のあーしたいこーしたいを形にし続けてくれてます。
アトリエカタン
鉄工芸家の赤木毅くんが作る金属クラフト屋さん。
とってもユニークで、夢のある仕事が好きなタイプ。
硬い金属を熱して曲げて叩いてくっける。
魔法の技術とセンスを持っているので、
なんでもできると思い込んで、
無理なお願いばかりするのでよく呆れられますが、
それでもいつも付き合ってくれます。
感謝です。
h,k